中学受験入試本番!初めての受験を体験する方も多い中学受験は、前日から親御さんも受験生本人も心臓が口から出そうな程に気持ちが昂り「なかなか寝れない!」なんて方もいるでしょう。
何かあった時に何もできないというのはもどかしいですがそれも備えあれば憂いなし!
当日に必須の持ち物や、あると便利で役に立つおすすめグッズを、私の経験と調査からお話ししていきます。
入試当日の持ち物リスト
受験生(子供)の持ち物
中学受験は親子二人三脚で頑張るご家庭がほとんどなので、忘れ物の確認など親御さんや保護者のかたがチェックをしたり、一緒に確認することが多いでしょう。
実際私自身の受験の時はほとんど母が準備していました、、、。そのため忘れ物は少ないとは思いますが基本改めればもっと確実に忘れ物をなくし、当日慌てることなく過ごせます。
まずは受験生のお子さんが持っていくものを書き出してみましたので、一度確認してみてください。
<必ず必要なもの>
・受験票
・筆記用具 (鉛筆、消しゴム、鉛筆削り、定規、コンパスなど。学校指定の物がある場合がありますので、忘れずに確認してください)
・腕時計
・上履きと上履きをしまえるもの
・ハンカチとティッシュ
・弁当または軽食
・飲み物
・現金とICカード
<あった方がいいもの>
・下敷き
・脱ぎ着できる上着
・メモ帳
・マスク
・使い捨てカイロ
・雨具
・小腹がすいた時、休憩時間にサッと口に入れられる、ミニおにぎり・ブドウ糖が入って集中力アップとうたっているラムネ・ウィダーインゼリーなど
・薬(生理用品など、必要であれば準備しておきましょう)
こう書き出してみるとかなり多く見えますね。
受験票は忘れると受けられないというのは耳にタコができるほど聞いているかもしれませんが、「なんとかなるのではないか」という淡い期待は捨てて「前日」と「当日」にしっかり自分のカバンに入っていることを確認してから家を出るようにしましょう。
筆記用具も同様です、忘れた場合に貸し出しがあることや助け舟を出してくれる学校もあるようですが、それはごく稀なことです。「貸し出しはない!」ということをしっかり頭に入れて、確認することを心がけるようにしましょう。
そして受験校によっては定規やコンパスなどが必要になることもありますなので、募集要項を読み、他に必要なものはないかしっかり確認しておきましょう。
腕時計は受験前に用意しているご家庭も多いのではいでしょうか?「各教室に必ず時計がついている」ということは確実でないですし、いちいち時間確認のために上を見上げるのは短い試験時間では大きな時間ロスになりかねないものです。前日までに電池の交換なども忘れずに行い、機能付きのデジタル時計ならその機能はしっかり切っておきましょう。
受験は1日がかりで試験が行われることがほとんどです、お弁当や飲み物は必須です。またハンカチ・ティッシュはなくても「困らない」と思いがちですが、試験を受ける場所によってはホコリっぽかったりするので必要になることもあり、あった方がいいものの中にも書き出しましたが、マスクやカイロ、上着なども万全の状態で受験を受けるには持っておいて損はないでしょう。

学校によっては、座る場所によって暖かすぎたり、寒すぎたり、、がありますので、分厚いコートの下に、更に着脱できる上着はあった方がいいと思います。また、集中力アップ!などと書かれているラムネは小学生に人気で「あれがあるとできる気がする…」とうちの子は必ず塾に持っていきます。(笑)休み時間に気持ちを落ち着かせるためにも、お守り代わりのように持たせています。
★近所のスーパーでも購入できますが、うちは大学受験もありましたので、大量のブドウ糖ラムネを買っていました!
親・保護者が持っていて役立つ物
受験校それぞれ学校によりますが待合室が用意されて保護者の待機が必要になる学校もあり、その必要がない場合でも近くのカフェや休める場所で受験が終わるまで待つ親御さん・保護者の方は多いのではないでしょうか?
私の受験の際は家の近くということもあり、母が朝私を送り出してからショッピングモールに行ったりして、大いに楽しんでいたようです。
何かあればすぐに駆けつけられるところにいた方が安心ですので、その場合の持っていた方がいいものを書き出してみました。
<学校待機が必要・不必要どちらの場合でも、持ち歩いた方がいいもの>
・現金
・ICカード
・身分証明ができるもの
・スマホ
・筆記用具
・飲み物
<学校待機の場合必要になるもの>
・防寒グッズ
・本や雑誌
・軽食(飴など、一口サイズの食べやすいものがおすすめ)
・マスク
基本的には「普段持ち歩いているものと変わらない」と思う方も多いでしょうが、今一度確認してみるといいかもしれません。
現金は少し多めに持っておくのがいいでしょう、何があるかわからないのが受験ですがクレジットカードが使えない場合も多く、急いでいるのにいちいちコンビニや銀行に寄っておろす作業をするのは時間がかかります。先に用意しておき、ICカードの残高も確認して必要に応じてチャージしておくといいでしょう。
身分証明ができるものは顔写真がついているものを用意しましょう、体調不良で迎えが必要になった際などに確認されることもあります。
またお子さんの身分証明証(顔写真つき)と受験票のコピーも取っておくのがいいでしょう。万が一に受験票を忘れた・なくしてしまったとなった時に、「受験が受けられない!」ということを回避することができます。
学校で試験が終わるまで待機する場合は暇つぶしに本や雑誌、軽食など持っていくようにしましょう。
試験時間は思っているよりもかなり長時間に感じられます、待っている間何もできないもどかしさに苛まれながら待つのも疲れてしまいます。何か楽しめるものを持っていくことをおすすめします。
スマホを使うようであればモバイルバッテリーも持っていくようにしましょう。
★軽量で薄型のモバイルバッテリー!コードレスで充電しながら使用でき、鞄の中がかさばらずおすすめです!

殆どの学校では待機場所を用意してくれています。またそこに温かいお茶などを準備してくれていたり、在校生が誘導や質問対応のために待機場所に配置されている学校もあります。全館空調の学校もあれば、体育館の隅にだけ暖房器具が設置され寒くていられないような学校もありました…。
私はほぼほぼスマホをいじっていましたが、書籍を持ってきている方も多く見受けられましたよ。
軽食は、お弁当をひろげて食べている保護者の方はほぼいらっしゃらないと思いますが、キャンデー(飴)や一口サイズのものなら、パッと口に入れることができますのでおすすめです。
あると便利なおすすめグッズ
・上着を入れる大きめの紙袋
入試当日はコートを着ていく受験生は多いですよね。私も厚めのコート着ていったのをよく覚えています。各教室や学校によっては上着をどこに置くか・かけるか指示される場合もあれば何も言われない場合もあり、椅子にかけて1日過ごすことになると椅子に上着が掛かっていることに自分も後ろに座っている受験生も気が散る一つの理由になることがあります。
その時のために大きめで無地の紙袋を持っているとサッと厚めの上着なども入れることができますし、無地であれば「英語の試験などの妨げになる」と注意を受けることもありません。一応持っていくといいでしょう。
・斜めがけポーチ
これは実際に持っている受験生は多くいました。お手洗いや体調不良でもすぐに自分で取り出せるのはとても役立ちます!試験中は外すように言われることもありますが、これに自分に取って必須になるものをまとめて入れておけば「あれがない!?」、「どこにいったの?!」とカバンの中を漁って焦ることもなくなります。薬や生理用品、予備のマスク、ティッシュなども入れておける少し大きめを選ぶといいかもしれません。
・予備のトップス
受験本番前の緊張や不安は、自分が思っているよりも酷く感じるも受験生も少なくありません。そのため鼻血や嘔吐などの体調不良を起こし、服を汚してしまい「換えの服なんて持っていないよ!」となりさらにパニックを起こしてしまうこともあり得るでしょう。
特にストレスなどや体質から鼻血を出しやすい方は、予備にトップスだけ持っていくと安心です。もし使うことがなくても膝にかけることで防寒対策にも使うことができます。荷物にはなりますが、持っていくことをおすすめします。
・気持ちを落ち着かせられるもの
「便利?」となる方もいるかもしれませんが、これは意外に持っていくと便利なグッズです。
いくら試験のために環境や物を入試本番に合わせて準備したとしても、緊張はなかなかとれない物です。自分が気に入っているものや好きなキャラクターのグッズなどを持っていき、休憩時間に触れるだけでも気持ちは落ち着くこともあります。
私も持っていきましたが思っていたよりも効果があり、午後の面接では自然体で受けることができました。恥ずかしがらずにカバンに入れておくといいでしょう。
・ビニール袋(エチケット袋)
何かの為にビニール袋!も入れておきましょう。
口に入れた飴など、おやつの空や包み紙などのゴミを入れたり、嘔吐や鼻血などで使うことになるかもしれませんので、念のためが邪魔にもなりませんので1つ備えておきましょう。
まとめ
受験は教科書やテキストなどを持っていきたい受験生も多く、意外に荷物が膨らみます。
何があるかわからないために、「あれも」「これも」となりますが、必ず必要な物は忘れずにチェックしましょう。
めんどくさがらずに備え、親御さんや保護者の方と前日の持ち物確認をしっかり行い、万全の態勢で本番の入試に挑めるようにしましょう!
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