中学受験に小学校の成績や内申点はどれくらい影響する?内申点を上げる方法も紹介

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中学受験

 

中学受験で必要になる書類には小学校の成績や出席日数、学校態度などが記載される調査書も含まれることがあります。

皆さんはどのくらい重要なのか一度は気になったことがあるのではないでしょうか?

学校によってさまざまですが、私立や公立で調査書の重要度は変わってきます。

今回は、これらの大切な理由や注意点などご紹介していきます!

 

中学受験に小学校の成績や内申点はどれくらい影響する?

 

私立中学校の場合

私立中学校では成績や内申点を重要視されることはほとんどありません!

入試テストの結果や面接での合否が確定する場合が多く、調査書に同封される成績や内申点で特別気になる点がなければ大丈夫です。

例えば内申点があまり良くない結果であったとしても、入試テストや面接でいい結果が残せたのなら合格を勝ち取ることも可能だということです。

ただし欠席日数が多い場合やとても低い成績をとってしまったなどは、「入学して登校できるのかな?」、「勉強についてこれるのだろうか?」と疑問をもたせてしまい合否に影響することがあります。

何か理由がありそうになってしまったのなら、調査書に小学校の先生から一筆書いてもらうといいでしょう!

ほとんどの私立中学校は成績や内申点を重要視しませんが、例外もあります!

学校説明会などで「調査書を重要視します」と 言われる受験校もあり、そうでなくても「重要視するほどではないが、合否の参考に使わせていただきます」ということもあります。

 

お受験ママ
お受験ママ

特に何も言われない場合は受験校の口コミなどを参考にするといいでしょう。

公立中高一貫校

公立中高一貫校では調査書を重要視しています!と言っても入試テストや面接も同じくらい大事な合否の判断材料としています。

私立中学校とは違い適性検査がある公立中高一貫校では、独自の問題を出題する適性検査だけで子供の将来の学力等を見ることが難しいため成績や内申点を重要視するようです。

そこで気をつけなければいけないのが成績や内申点はもちろん重要になりますが、小学校での生活態度や部活動、ボランティアなども重要視されています!

子供たちが将来どんな活躍をしていくことができるかを見極める材料として、「積極的に行っているか」や「忍耐力はあるか」、「協調性はどうか」など内面的なところも大事になってきます。

音楽祭で指揮やピアノ伴奏、運動会でリレーや応援団、クラブ活動、部活動、クラス委員など学校内もしくは学外で積極的に前に出ておくと有利になりやすいでしょう。

中学校の説明会では調査書と入試テストの2つが100点とした時の判定割合が公開されることがおおく、ほとんどの中学校では調査書2、入試テスト8の2:8の割合です。

お受験ママ
お受験ママ

特に説明会で話されなかった場合は、この割合を目安にしておくことをおすすめします!

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内申点が書かれている調査書とは?

 

調査書とは、

・出席、欠席日数
・5、6年生の時に記載された全教科の成績
・小学校での生活態度

の主にこの3つが記載され、基本的に親御さん・保護者の方、受験生などは見ることはなく先生方や中身を確認し厳封する校長先生たちが用意してもらうものになります!

 

出席、欠席日数

これは先ほどご紹介した通り「入学したあとに、毎日通うことができるか」を見極めるためのものですね!

私立中学校では本当に面接などで参考にする程度ですが、公立中高一貫校では重要視されます。

その理由は「私立中学校よりも授業の進むペースが早い」からです。

病欠等の理由でも1日や2日休んでしまうと、授業からかなり遅れをとってしまいます。

毎日コツコツ努力を重ねるタイプの子どもにとってはかなり辛い出来事ですよね。

数日休んでしまったくらいで「不合格!」とはなりませんが、入学したあと早々に体調を崩して遅れをとってしまわないように小学校のうちに体力をつけ、健康的な食事と規則正しい生活習慣を整えておくといいでしょう!

 

5、6年生の時に記載された全教科の成績

調査書を作るのは5、6年生の時に担任を受け持ってもらった先生方で、調査書の作成が行われることが多いです。

もし5年生の時の担任が異動されている場合は、6年生の担任が主体となって作成することになるでしょう。

ほとんどの学校では5、6年生の全教科の成績が書かれますが、受験校によっては4年生の分も含めるよう指示があることも……。

中学受験をしようか迷っている方やすでに受験を決めている方は、小学生4年生からの成績や内申点を注意しておくと、後でいい報告が来るかもしれません。

また主要科目以外の副教科も調査書に記載されます。

受験で必要となる主要科目も大切ですが、それ以外もできる限りでいいので頑張ってみましょう。

 

小学校での生活態度

この項目も最初にご紹介しましたね。

生活態度では協調性や忍耐力、クラブ活動、委員会活動、等が記載されます!

公立中高一貫校では、学校内だけでなく学外のことも記載され重要視されることもあります。

行事や委員会活動などに積極的に活動し、役をもらい結果を残すことができれば尚いいでしょう。

ですが無理に何かしようとしなくても自分ができることを、一生懸命やっていくことが一番大事です。

そこでおしはかることができないことは、きっとどこかで伝わるはずです。

安心して今できる目の前のことをやっていってください。

 

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調査書を書いてもらうときの注意点

 

・余裕を持って調査書作成を依頼
・志望校が複数の場合はまとめて依頼
・受け取った調査書は開封しない
・依頼とお礼の一筆を忘れない

この4つが注意項目です!

近年コロナ禍の影響で中学受験を希望する子どもたちが増えています。

出願ギリギリで調査書作成を依頼してしまうと、他の生徒で手いっぱいで作成できないとなることもあります。

作成に時間を要する調査書は2学期になったら早めに依頼をしておきましょう。

またその際には志望する学校が他にもある場合は、まとめてお願いするように心がけましょう。

バラバラに依頼すると先生方を混乱させてしまったり、他の生徒たちと混ざってしまうなんてこともなりかねないです。

書類の作成をお願いする立場です、できるだけ配慮しましょう。

 

お受験ママ
お受験ママ

そして依頼と依頼終了後のお礼は必ず行いましょう!

これは1人の人間として大事なことです、絶対に忘れずに伝えるようにしましょう。

伝える方法は一筆箋か連絡帳でいいでしょう、簡易なもので大丈夫です。

できることなら「いつ出願でいつまでに用意して欲しいか」を明確に記載すると、先生方も計画を立てることができるのでおすすめです。

そしてこの中でも一番注意が必要なことは、「受け取った調査書は開封しない」です!

開封してしまうと親御さんや保護者の方による調査書の改ざんを疑われてしまい、調査書を受け取ってもらえなくなってしまいます。

そうなっては出願も入試もできなくなってしまい、合否までません。

基本的には校長先生の中身の確認が行われた後は封筒で閉じられています。

ですが稀に前もって確認することができることもあるようです。

先生方の匙加減なのかわかりませんが、おそらく間違いがないかの確認等で見せる場合があるのでしょう。

それ以外は子どもに預ける形か親御さん・保護者の方は直接渡す場合の2択で調査書を受け取ります。

封が閉じられている場合は絶対に開けないでそのまま提出するようにしましょう。

 

 

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内申点を上げる方法とは

 

内申点を上げる方法はいろいろありますが、すぐに実践できるものを紹介していきます!

 

授業態度、生活態度を見直す

授業で積極的に手を挙げ発言できているか私語はしていないか、友人たちの交流はできているかなどがあげられます。

特に休み時間に委員会活動やクラブ活動、勉強にあてるのもいいですが、友人たちと楽しく話し合ったり体を動かして遊ぶこともストレス発散となりとてもいいことです。

「受験するんだ!!」と気を張りすぎずに授業中は授業に集中し、休み時間は自分がしたいことを優先して楽しく過ごしてください!

 

提出物の期限は余裕を持って行う

期限が決められたものは余裕を持って取り組み、提出期限を守ることは将来にも役立ちますが友人や先生方などの信頼を得続ける上でも大切にすべきものです。

信頼は一度失って仕舞えば簡単に取り戻すことはできないものです。

「提出さえできればいい」とギリギリに取り組んで提出し、もし間違い起こったら困ってしまうのは自分自身です。

また、受験をする上でも「期限は厳守だ」と言われることだと思いますが、普段から余裕を持って取り組む姿勢がついていれば困ってしまうことも少なくすることができます!

習慣づけることをおすすめします。

 

小テストで点数を取る

小テストは定期テストとは違い頻繁に行われますよね。

そこで気を抜いてしまっていませんか?

小テストでも全てまとめれば定期テストと変わらないくらいの配点になることもあります。

何より小テストにも気を抜かないでコツコツと頑張っていることを、調査書に書かれる事があります。

定期テストを頑張るだけでなく小テストも気を抜かずに、地道に積み重ねを続けていきましょう!

 

先生とコミュニケーションを取る

小学校では先生と楽しく過ごす事が多くあると思いますが、受験や勉強のことも積極的に話すといいかもしれません。

先生方も人間です、印象が良いことは悪い自体に向かう可能性を少なくしてくれますし、コミュニケーションを頻繁に取ることで大人との接し方を学び信頼を得ることへも繋がります!

そして受験や勉強のことを相談しておくことで、調査書の依頼や受験に必要な書類をお願いする時もスムーズに行うことができます。

ぜひ試してみてください。

 

まとめ

 

私立中学校を受験する際は調査書が必要かまたは重要視しているのかを、説明会に足を運びしっかり確認しておきましょう。

そして公立中高一貫校を受験を考えている場合は、小学校高学年から成績にも注意しておくと安心して受験当日を向かう事ができるでしょう!

 

 

 

 

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