中学受験ではほとんどの学校が朝から夕方までの時間で行われます。
お昼はお弁当を持って受験に挑まれる方が圧倒的に多いですが、どんなメニューがいいのか、お腹に優しいものや好きなものを入れた方がいいのかなど、悩まれる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お弁当のメニューを決める時のポイントや、お弁当を食べて眠くならないレシピなどもご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
中学受験のお弁当メニューを決めるポイント!
中学受験のお弁当メニューを決める時に一番ポイントになるのは、バランス良いメニューを作ることです。
お弁当に限ったことではありませんが、ご飯のメニューを決める時にはとても大事なことだと思います。
子供の好きなものを入れてあげることで受験のモチベーションにも繋がりますが、偏ったお弁当になってしまうこともあります。
バランスを見ながら子供の好きなものを入れていくことがいいでしょう。
またお弁当を食べた後は眠くなったり、食べたことで落ち着き過ぎて集中力がなくなってしまい受験に身が入らなくなる子もいます。
塾を通っているお子さんの話を聞くと、ご飯を食べていたら落ち着きすぎて午後に向けて身が入らなくなってしまい、大変な思いをしたことがあるという話を聞いたことがあます。
落ち着けるのはいいことなのですが受験での午後は面接が行われることが多く、そのため少しの緊張感を持っていた方がいいこともあります。
そのため集中力を妨げることのないかつ、眠気を最低限に抑えられるお弁当を作ることも中学受験のお弁当メニューを決めていくうえで大事なポイントです。
特に消化に悪い食べ物は眠くなりやすいです。
揚げ物や添加物が多く含まれているものなどは、消化器官に大きな負担をかけやすいため食べたあとに眠くなりやすいです。
できることならこれらの食材は避けて、お弁当メニューを決めていくことをおすすめします。
中学受験当日に避けたい食材
痛みやすい食材
主に白米・生野菜・フルーツ・卵・マヨネーズなどの調味料です。
それぞれ簡単に説明します。
白米はそのままお弁当に使用するには問題はありませんが、他の具材などと混ぜ合わせてしまうと痛みやすくなります。
またおにぎりなどを素手で握ってしまうことで、痛みやすくしてしまう原因になりますので注意しましょう。
生野菜とフルーツはお弁当の彩りをつけるのに役立ちますが、気温が高いと保冷剤で冷やしていてもいたんでしまうことが多いです。
ですからなるべくメニューに入れるのは避けておきましょう。
また入れるようならば入れる前にしっかり水洗いをして、水気をとってからお弁当とは別の容器に入れるようにしましょう。
卵は加熱処理をしっかりしておけば痛んでしまうことはほとんどありませんが、半熟や生の状態でお弁当には絶対に入れないようにしましょう。
卵は菌の増殖が早いのでお腹を壊してしまいます、注意しましょう。
マヨネーズなどの調味料は、ご飯と同様に何かに混ぜたりかけたりすることで痛みやすくなります。
加熱してしまえば問題はありませんが、加熱をしない場合は個別に包装してしっかり保冷剤で冷やされる状態でいれましょう。
嫌いな食べ物
子供の嫌いなものを入れると受験で、頑張っている子供の心からしたら「えええ!!!なんでこんな時に嫌いなもの入れるの?!」となり気分が下がってしまうこと間違い無いです。
おそらく集中力も下がってしまいますし、受験ではなくお弁当に嫌いなものが入っていたことの方が気になってしまい、そのことで頭いっぱいになる可能性もあります。
嫌いなものが入っていたことで盛り上がる子なら入れてもいいと思いますが、ほとんどの子はならないと思いますので、できるだけ子供が気に入っている食べ物を入れてあげましょう。
高GI値の食べ物
高GI食品をとると血糖値が急上昇してしまい、とても眠くなってしまいます。
逆に低GI値は数値が55以下の食品のことを指し血糖値が上がりにくい食品で、眠くなりにくいです。
完全に高GI食品をお弁当から除くことは難しいので入れすぎないように、バランスを大事にして取り入れるといいでしょう。
高GI食品と低GI食品を一部記載しておきますので、参考にしてみてください!
高GI食品(70以上) | 低GI食品(55以下) | ||
穀類 | ・白米 ・パン ・餅 ・煎餅 ・粥 ・赤飯 ・バターライス ・コーンフレーク ・うどん ・そうめん |
穀類 | ・押し麦 ・そば ・パスタ |
果物 | ・果物ジャム ・缶詰 |
果物 | ・りんご ・いちご ・みかん ・グレープフルーツ |
野菜 | ・ジャガイモ ・里芋 ・長いも ・にんじん |
野菜 | ・葉物野菜 ・ブロッコリー ・ピーマン ・きのこ類 |
乳製品 | ・練乳 | 乳製品 | ・牛乳 ・チーズ ・ヨーグルト ・バター |
受験生におすすめのお弁当メニュー!眠くならないお弁当レシピを紹介
ドライカレー
カレーのスパイスの辛味が疲労で眠くなった頭を冴えさせてくるでしょう。
何よりカレーがお弁当に入っていることが子供の気分を上げてくれます!
豚ひき肉(100g)
おろししょうが(小さじ1)
にんじんみじん切り(1/4本分)
玉ねぎ(1/4個)
ピーマン1個
カレールー中辛(粉末1人前)
中濃ソース(小さじ1)
水(大さじ2)
①.フライパンで豚ひき肉を炒め、脂が出てきたらおろししょうがとにんじん、玉ねぎ、ピーマンをくわえて炒める。
②.①の材料にある程度通火が通ったらカレールー、中濃ソース、水を加えて、めぜながら水分を飛ばすように炒めたる。
③. 水分がなくなったら完成!
麻婆しらたき
しらたきも低GI値食品なので、眠くなりにくいお弁当のおかずレシピの中では一番効果が期待できものだと思います。
麻婆なので子供も食べやすいと思います!
豚ひき肉(100g)
ざくぎりした湯でしらたき(100g)
みじん切りした長ネギ(1/4本)
小松菜(1株)
白いりごま(小さじ1) A
・豆板醤(小さじ1)
・味噌(小さじ2/3)
・醤油(小さじ1)
・おろししょうが(小さじ1/2)
・水(大さじ1)
①.小松菜は茎は4cm、葉は1cm幅に切る
②.フライパンで豚ひき肉を炒め、脂が出てきたらAを加え香りがでるまで炒める
③.小松菜としらたき、長ネギを入れ水分を飛ばすように炒め白いりごまをふる。完成!
むね肉とブロッコリーのガーリックバター炒め
低GI食品であるブロッコリーを使った、お弁当にも夜食にもおすすめの一品です。
鶏むね肉(1枚300g)
味付塩こしょう(少々)
片栗粉(小さじ2杯)
ブロッコリー(1/2株)
酒(大さじ2杯)
にんにく(すりおろし)小さじ1杯
オイスターソース(大さじ1杯)
みりん(小さじ1杯)
マヨネーズ(大さじ2杯)
①.鶏むね肉は、ひと口大に切り、味付塩こしょう、片栗粉をまぶします。
②.フライパンにマヨネーズ、鶏むね肉を入れ軽く炒め、ブロッコリーを加えさらに炒めます。
③.酒を入れ、フタをし、弱中火で4〜5分ほど蒸し焼きにします。時々混ぜて様子を見ながら加熱してください。
④.にんにく、オイスターソース、みりんを加えて炒め合わせます。
⑤.粗熱を取り、清潔な保存容器に移して、冷蔵庫で保管します。
中学受験生におすすめのお弁当箱3選!
スケーター保温 丼ぶり ステンレス弁当箱600ml
保温性に優れたお弁当で、約6時間もの間保温効果が持続します。
受験当日は緊張しすぎてしまう子もいるので、お弁当に暖かさがあると少し和めるかもしれませんね。
お弁当のご飯とおかずの入れる部分が別々になっており、食べる直前にご飯におかずをのっけて丼ものにできるのはこのお弁当の利点です。
またかなり大きめのサイズまでありますので、男の子もお腹いっぱい食べられると思います!
サーモスステンレスランチジャー 約0.6合
普通のお弁当にも使えますし、丼物も使用可能、カレーなどの加熱してあるスープも対応しています!
とても万能なのでこれ一つでいろいろなお弁当が作れます。
蓋を外せは電子レンジにも使えますし、食洗機にも対応しているので片付けも簡単にできます。
サイズもいくつか種類があるので、子供の食事量に合わせて買うことができますよ。
山家漆器店 曲げわっぱ弁当箱 一段 白木
お弁当箱がかなり軽く、受験で参考資料を持ち歩く子供の負担が少し減ると思います。
何よりスギの殺菌力でお弁当の中身が痛みにくくなります!
急いでお弁当を作ってそのまま蓋をしてしまっても、このお弁当なら大丈夫なのは保護者の方にとっても大きな利点だと思います。
まとめ
受験当日のお弁当は配慮することが多いので全てを取り入れることを考えるのではなく、何を一番気にして欲しいかを子供に聞いたりするのが一番いいかなと思います。
またお弁当箱を買うときは、中学校または高校に上がっても使うことを想定しながら買うことをおすすめします。
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