難しい語彙が出題されることも多い中学受験で調べるのに必要になってくるのが「辞書」です。
勉強の難易度上がると問題文や国語の文章題で難しい言葉を使い始める中で、電子辞書か紙媒体の辞書を買うべきかお悩みになる方も多いと思います。
そこで電子辞書の必要性やデメリット・メリットに、おすすめの電子辞書を厳選して3点ご紹介していきます!
中学受験に電子辞書は必要?辞書と電子辞書どっちがいいの?
近年は子供たちが「スマホ」を持つようになり、小学生が持ち歩いている姿を目にするのも少なくありません。
電子辞書の代わりにスマホで調べるようにする家庭もあるようですし、中学受験をする上で子供たちは「電子辞書の方がいい」という意見も多いようです。
ですが塾や予備校ですすめられるのは逆の「紙媒体の辞書」です。
塾や予備校でなぜそれがすすめられるのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
辞書は子供にとってはとても重いですし、数年経ったら買い直しを必要になることもあります。
ですが紙媒体の辞書は自分で調べ複数の関連する物事と共に学ぶことで、頭に定着しやすさがあります。
そのため塾や予備校ではすすめられます。
正直なところわたしも紙媒体の辞書の方がおすすめです。
定着しやすさもありますが勉強したことが感じられるのは辞書でしたし、辞書を引くことで自分がわからないことを調べようと行動することを身につけられるからです。
ただ持ち運び辛さがあったので、塾ではスマホか電子辞書を借りていました。
ですが昔に比べて小学生から「英語」に触れる機会が増え、そちらの勉強をすることを考えた時に紙媒体の辞書を二つ持つのは、不便さを感じるかもしれません。
一つでいろいろな場面に使いまわせる電子辞書は複数の辞書を購入しなくて良く、スマホと同じくらいの重さしかないため持ち歩きにも便利でしょう。
また電子辞書で英語検定や漢字検定などの勉強に対応しているものも多くあり、中学受験のために資格も取っておくことも考慮するなら電子辞書をおすすめします!
電子辞書を使うメリット・デメリットを紹介
電子辞書を使うメリット
・一つでたくさんの辞書が導入されている
・英語検定や入試の対策ができるモデルもある
・すぐに検索できる
・音声で発音の確認ができる
メリットとしては主にこの5つが挙げられます!
電子辞書の重さは約300gほどで、皆さんが普段使われているスマートフォンとほとんど同じです。
紙媒体の辞書とは違い分厚くもなく重くもないため、塾や予備校、学校などに持ち運んで使うことができるのは受験生にはとっても助かります。
先ほどもお話にあげましたが近年は中学校入学前に英語の勉強を進めるようになり、小学生から英単語を覚えることが必要になってきました。
特に中学受験する子供たちは英語検定など資格を取得し、受験への活用をすることは少なくないため英語を学ぶことは今よりも重要なものになってくるでしょう。
そのためにもそれらの対策や学習のサポートになる教材が入っているモデルや、一つの機器でたくさんの辞書を使えることはとても大きなメリットです。
そして紙媒体の辞書では英語の発音は確認できないので、それを補えてしまうのも強みでしょう。
電子辞書を使うデメリット
・調べる際に他の単語を目に入ることが減る
・スペルや言葉が間違っていても調べられてしまう
デメリットは主にこの3つです。
数で見てみるとメリット方が多く、「そんな気にするほどでもない」と思う方もいるのではないでしょうか?
ですがこの3つは、数は少なくともかなり重要なものです。
最初に「壊れる場合がある」ことについてですが、意外落としたらぶつけたりすることですぐに壊れることがあります。
電子機器なので当たり前ではあるのですがスマートフォンのように軽くても、それよりは強くはないので持ち歩いている間に不注意で壊してしまう可能性は高いです。
そして「スペルの間違いでも検索可能」なことですが、これはスマートフォンやパソコンを使っている方なら経験したことがあるでしょう。
検索機能などには予測変換がついており、文字を間違って打ってしまっても調べたいことや言いたいことを理解してくれるようになっています。
そのため間違ったものを覚える可能性もあり、危険でもあります。
また紙媒体の辞書とは違い調べたものしか出てこないため、他の言葉を目にする機会が減ることで調べたものと関連づけづらく、覚えることが難しいのは電子辞書の弱さです。
中学受験に役立つ電子辞書の選び方とポイント!
電子辞書を買う際にポイントになるところは「手書き機能」です!
中学受験では資格を持っているととても有利に働きます。
そのため受験勉強だけではなく、資格取得の勉強もしているご家庭はすくなくないのではないでしょうか?
とくに英語検定はどこの中学校でも重要視されているので、そういった勉強を辞書でできてしまうのであればその方がいいでしょう。
ほかにも入試対策や漢字検定などの対策を導入しているモデルもあり、手で書いて問題を解き学習を進めていく形です。
当然に「手書き機能」をつかって辞書検索することも可能で、小学校では習わなかった難しい字やなれない英単語を調べる時に書くことができるのはとても助かります!
その他にも電子辞書を買う際には小学生から中学生向けのものを選ぶことや、ローマ字での入力が可能であることもポイントです!
電子辞書は高価なものなので長く使いたい気持ちはわかりますが、中学受験を目的に購入するのなら今使うのに合っているものを選びましょう。
高学年や高校生向けなどは説明文が難しいので、避けた方がいいでしょう。
中学受験におすすめの電子辞書3選!
カシオ 電子辞書 小学生モデルXD-SK2805WE
カシオさんの製品は電池式なので充電が必要なく、壊れにくい設計がされています。
受験で忙しく、持ち歩く日々が多い受験生にとっては優しく、乾電池を持ち歩けば充電がなくなってもすぐに対応できるので安心です。
この機種は基本的に必要となる辞書などは一通り搭載されており、比較的値段も安価なのが良いところです!
カシオ 電子辞書 小学生モデル (推奨)小3-小6向け エクスワード ホワイト XD-SK2800WE えいご日記付きセット XD-SK2805WE
カシオ電子辞書 小学生・中学生 小5〜中3向け エクスワードXD-SK3800WE
先ほどと同じカシオさんの製品です!
こちらも乾電池式の充電であり、設計も壊れにくさを考慮されています。
こちらは導入されている辞書や本の冊数がとても多く、基本的なことから英語検定の過去問や予想問題までもがこれ一つでできてしまいます。
また中学3年生までの対象なので、高校受験前までしっかり使うことができます!
シャープ 中学生向け PW-J2
シャープさんのこの製品は横画面だけではなく、縦画面での学習も可能になっています!
スマートフォンと同じように使うことができるのは、忙しい受験生にとっては嬉しいですね。
そのほかにも液晶画面が大きく見やすさも好評であり、特に英語に特化していて音声機能が充実しているのが特徴的です。
あると便利な電子辞書アイテム
基本的にはタッチペン・保護シート・保護ケースの3点があるといいでしょう。
扱い方は主にパソコンやiPad、ゲーム機器と同じなので、それらがあれば大丈夫でしょう。
「買わなくてもいい」と思う方もいるかもしれませんが、多忙な受験生が使うものなので何が起こるかわかりません。
しっかり壊れないように対策をしましょう。
また盗難に遭わないようにも名前や自分のもだとわかるようにしておくのも、忘れないように気をつけましょう!
まとめ
利便性を考慮すると圧倒的に電子辞書がいいでしょう。
塾や予備校と家、学校など持ち歩くことの多くあるものなので、壊れにく苦作られているカシオさんのモデルをおすすめします。
紙媒体の辞書では体力的に負担がおおきくなる可能性があります。
ただそればかりに頼りすぎずにたまには辞書で調べることもおすすめします!
自分の手で辞書を引いて調べる行為は、意外にも自分の記憶力や好奇心を刺激してくれますよ。
コメント