受験も大詰めに入ると各学校の出願期間が始まりますね。
近年はインターネット出願が増えているため、早めの出願を心がけなくてもギリギリでも大丈夫と思っている方も多いのではないでしょうか?
実はそんなことないんです!
なぜ出願が早い方がいいのか、その理由や出願のやり方などを詳しく解説していきます。
中学受験の出願はギリギリより早い方がいい?
ハッキリというと早い方がいいです!
理由は2つあります。
一つ目は「早く帰ることができる」です。
「え?」とびっくりする方もいるかもしれませんが、出願期限ギリギリに手続きを行うと当然受験番号も遅い番号になになります。
ほとんどの学校は午前中は筆記試験が行われ午後は面接をやるのですが、面接の順番は受験番号が早い順に呼び出しされます。
そうです!遅い番号になってしまうと1〜2時間またはそれ以上の待ち時間が発生してしまうんです!
私は、なんと最長で1時間半待ったことがあります。
体育館でずっと座ったまま待ち続けたため、とても寒く緊張感が次第になくなってしまったのをよく覚えています。
面接終了後、試験会場を出たのは待ち時間込みで2時間を超えてしまい、帰りを待っていてくれた母からも「長くない?」と言われました。
早い受験番号を取れれば30分以内で試験会場から出て来れます。
また最近は「午後受験」をする受験生も多くいます。
早い受験番号を取れれば、別の試験会場の移動時間も確保でき移動している間は勉強もできます。
「早く帰りたいよ!」っていう方「午後も受験したい!」と考えている方などなどは、出願期間が始まったら早めの手続きを心がけるといいでしょう!
今はインターネット出願があるので「関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、ほとんどの学校は出願した順番なのでできるだけ気にかけておきましょう!
中学受験の出願の3つの方法
インターネット出願(WEB出願)
「インターネット出願」という言葉を、みなさん一度はきいたことがあるのではないでしょうか?
近年中学受験以外にも高校受験や大学入試でも使用されています。
高校受験と大学入試の際に使用しましたがとても簡単で、クレジット決済ができるためすぐに支払いが行えます!
忙しい親御さんや保護者の方、受験勉強で余裕がない受験生にとって出願のために朝から準備しなければならないのはとても大変ですよね。
インターネット出願であれば夜でも朝でも、少しの事前準備だけですぐに出願が可能です。
ただ出願用の顔写真はデータでの用意が必要で、パソコンや電子機器をあまり使い慣れていないという方には少し難しいと感じることがあるかもしれません。
出願用サイトにはそれぞれ写真アップロードのやり方や出願の手順など、写真付きでの解説がついていることが多いです。
わからないことがある場合は、使用サイトの解説を積極的にみて進めることをおすすめします!
郵送での出願
郵送での出願は、手書きで作成した書類を郵送にて出願するものです。
窓口へ直接出願するのとあまり変わりありません。
ただし郵送での出願には気をつけなければならないことが多くありす!
郵送での出願の締め切り日や消印有効なのか、トラブルなどが起こった場合などです。
万が一間違えて締め切り日までに送れなかった時に、どうにもならないのがとても辛いです。
そして締め切り日をしっかり守って郵送を行ったとしても、悪天候や郵送先でのトラブルなどで届かない場合も起こりえます。
ほとんどの場合そんなことは起こらないと思い込みたいですが、残念なことに稀に起こってしまいます。
そのため期日まで余裕を持って提出できるように、早めに郵送手続きをするようにしましょう。
もし心配なら出願が可能になったその日に郵送しておくといいでしょう。
学校の窓口での出願
窓口への直接出願は先ほど言ったように郵送とほとんど変わらないです。
手書きした書類を指定の窓口で直接手続きをします。
直接の出願はメリットが多くあります。
トラブルなどで届かないことはありませんし、書類に不備があった際にその場で直して再提出することができます。
手書きでの作成は手間がかかり顔写真の貼り付けなどやることも多いですが、昔ながらの窓口での出願を行っている学校もまだあります!
知っておくといいかもしれません。
また受験票を出願したその日に受け取れることや、学校までの道順を確認できること、受験番号が早くなるかもしれないということなどなど助かることが多くあります!
ですが窓口での出願は同じく早めの出願をしに多くの方が来ます。
そのため混雑してしまうことが考えられるので時間がすごくかかるかもしれません。
直接窓口での出願を予定している方は時間に余裕を持って行くのがいいでしょう。
出願までの流れを紹介
出願の方法の中には1番難関になる「志望動機」があります。
これは事前に用意しておきましょう!
わからないことが多くあるとはおもいますが、志望校が決まり、募集要項を確認できたら事前に志望動機を書き出しある程度文にまとめておくといいでしょう。
複数校の受験をする方や文を書くのが苦手だという方は、特に早めの準備をしておことをおすすめします。
STEP1:出願方法の確認
志望している受験校の募集要項をインターネットでの取り寄せや、説明会は参加しもらっておくようにしましょう。
それがないと出願に必要なものやことを確認することができません!
注意しておきましょう。
STEP2:出願期日を確認し計画を立てる
「面倒だなあ」と思うかもしれませんが、これはとても重要です。
志望校の出願期限や受験票の印刷期限、その他にも入試当日の必要なことなども一度書き出して確認しましょう。
複数校の志望校を受験することを考えている方も多いのではないでしょうか。
それぞれの学校により出願方法のほかにも出願期限や当日の必要なものは異なります。
スケジュールのほかにも必要物事を書き出しておきましょう。
またインターネット出願は郵送や窓口での出願より早めの出願を取り行っている場合があります!
それぞれの期日をしっかり確認し、郵送の場合は締め切り日やその方法を注意してみておきましょう。
STEP3:願書を手に入れる
最近は配布期間が決まっていたり、学校説明会での入手が基本になっています。
説明会への参加が無理な場合は取り寄せも可能なので、都合がいい方をおすすめします。
そして早めに願書は入手しておきましょう。
書き損じなどが心配ならば複数部もらっておくのがいいでしょう。
大抵一部に一枚の願書が同封されています。
そこも確認して必要な分を貰っておきましょう。
STEP4:願書作成
願書作成に必要なことを確認し、募集要項の注意事項を改めて確認して行いましょう。
書く内容は志望動機や通学路、連絡先など学校によりさまざまです。
日常的に書いているものもあるので直接ボールペンで書こうとするかもしれませんが、大切な書類です。
シャーペンなどで下書きを行ってから、本書きしましょう。
またインターネットは手書きではなく入力なので打ち間違えがよく起こります。
出願事項の確認はしっかり行いましょう。
STEP5:学校での書類作成のお願い
これは事前に用意して出願と同時に提出を求められることがあります。
準備にも時間がかかるので出願することが決まったら、早めに小学校の先生方に連絡しておきましょう。
また、できることなら小学6年生に上がりその時点で受験が決まっている場合は、中学受験する旨を初めから伝えておきましょう。
そうすれば先生方からも書類作成が必要な時期が近づいてくると、声をかけてもらえることもあります。
しっかり連携をとっていきましょう。
STEP6:出願前に確認
誤字脱字、文章がおかしくなっていないかなど確認しましょう。
第三者の方、塾の先生や小学校の先生、などにみてもらうといいかもしれません。
STEP7:出願
指定された方法で期日までに出願手続きをしましょう。
トラブルなどで届かないことを避けるために、早めに出願するように心がけるようにしましょう!
まとめ
出願の方法はさまざまで注意することも違う部分が多くあります。
ですが期日をしっかり守りしないと、意味がないです。
しつこくなってしまいますが募集要項と出願方法、誤字脱字など最終確認はしっかり行い印象よくスタートダッシュできるように頑張りましょう!
コメント