中学受験と聞くと「頭いいね!」となりがちですが、実際はどうなのでしょうか?
中学受験を経験した子どもと高校受験を経験した子どもでは頭の良さは変わってくると言われる事も多いですが、実際はどうなのか?気になりますよね。
そこで、中学受験と高校受験ではどっちが頭良いのか?中学受験と高校受験ではどっちが難しいのか?について徹底的に調査してみました。
中学受験と高校受験どっちが難しい?どっちが大変?
中学受験と高校受験では中学受験のほうが“難しい”と言われています。
中学受験は小学校の教科書や学校で学ぶ内容にはないものが入試問題に出ることが多く、塾や予備校に通っていないと解くことが難しいものばかりです。
それは難関校になるほどに難しくなり出題の数も増えて、「基本問題がほとんどでない!」なんてこともあります!
また中高一貫校では適性検査というものが行われることも多く、普段の受験対策の勉強だけでは不十分で志望校の特徴や傾向に合わせての特別な勉強をしていかなければいけない状況になることもあるのが中学受験です。
それに比べて高校受験では中学校の教科書に出てくる問題や、学んだ内容が入試問題として出ることがほとんどです。
そのため基本的な問題が解くことができれば、高校入試を乗り越えられる場合が多いです。
ただし私立の高校を志望する場合や難関高校を受験する場合は入試問題も難易度が上がり、学校独自の問題が出題されたりなどの基本問題が解けるだけでは合格することは難しいこともあります。
中学受験と高校受験どちらも経験しました人の話では、中学受験で勉強したことは高校受験でも役に立つことも多くあり、今まで習った内容の基本的なことが理解できていれば入試問題はほとんど解くことができるので、勉強量をすごく増やして頑張ったという思い出はないようです。
併願で私立高校も受験をした場合も内申点で、合格ラインを超えていたこともあり問題がほとんど解けなくても大丈夫だったと話していました。
また高校受験では筆記と面接だけではなく内申点などの武器になるものが中学受験よりも多くあり、それらはほとんど中学校が準備をしてくれるので、その点で中学受験は入試前の資料を作成などは大変になってくる部分だと思います。
中学受験組(内部生)と高校受験組(外部性)どっちが頭が良い?
正直に言いますが「どちらが頭がいい!」とはっきりに言うことはできません!
中学受験組も高校受験組も同じ学校に入学できている時点で、学力の差はあまりないかと思います。
ですが中学受験組は高校受験組より3年という大きな時間の差があります。
その3年の間に今までのことを活かしてしっかり努力を続け勉強をしている子と、全くしなくなってしまう子がいます。
そしてそれは内部生に限らず外部生も同じく、努力をし続ける子とだんだん怠っていく子とがいるため、最終的には入学した直後は皆さん頭が良いですが、その後に努力できるかできないかの個人個人で変わり内部生と外部性という枠組みはあまり関係なくなるのだと思います。
中間一貫校に通っていなくても努力できる子は頭が良いのと同じです。
またそれぞれの中学校にもより中学受験組と高校受験組で、学力の差が大きく出ることもあるようです。
中学受験組の内部生は入学してからその学校独自の勉強や、幅の広い分野まで満遍なく学んでいくために、高校受験組の外部性よりもその学校のテストなどは解けやすい傾向になります。
そして中学校で海外留学などを行っている子も少なくなく、外部性よりも経験できることの質や量も変わってくるため「頭が良い」と捉えられることがあるようです。
中学受験と高校受験が向いているこの特徴
中学受験が向いている子の特徴
中学受験をおすすめするお子さんの特徴は、
✅自分のやりたいことが明確に持っている子
✅大学受験を見据えていてそのための勉強をしていきたい子です。
自分のやりたいことや目標が既にあり、そのための勉強をしていきたいという子はそのことに有利になるような勉強ができる中学校に進学し、早いうちから準備していくのが良いでしょう。
大学受験の進学を見据えているですが「高校受験でも良いのでは?」と考える方も多いと思いますが、高校受験から大学受験の準備をするのはかなり大変です。
大学受験を見据えていて子供がそれに向けて気持ちが向いているのなら、高校受験を挟んでしまうことで「通いたいのはここじゃない」となってしまいせっかく合格しても、行かなくなってしまうこともあります。
中学受験をすることで「大学進学」という目標がしっかり見据えられ、落ち着いて勉強できる環境を選んだほうがいいでしょう。
また最近は女子校の中間一貫校で『高校受験での外部性の受け入れ』を停止する自体が多くあるので、高校受験で中高一貫校を目指している方は注意しておくことをおすすめします。
高校受験が向いているこの特徴
高校受験をおすすめするお子さんの特徴は、いろんな物事に触れたい子です。
中学受験をしても色々な物事には触れられますが、公立の中学に入学すると勉強を頑張ってきた子や趣味に力を入れている子など、色々な特徴を持った子供に“たくさん”出会うことができます。
それは自分の価値観や考え方を広げて理解を深めていくのにとても役に立ちますし、自分がどんな人間になりたいか、なっていくのか多感な時期にさまざま刺激を受けていくことで、得られることも多くあると思います。
また高校受験は子供が主体でやっていくものになるので、「自分の力で目標に向かって動いていける、主体性を育んでいってほしい!」と考えている場合も、高校受験をすることをおすすめします。
中学受験はほとんど親が主体でやっていかなければいけないことが多いですが、高校受験は自分たちで準備をしていかなければならないことがたくさんあります。
その経験は大学受験や社会でも役立つので主体性を育んでいくのにいい機会になると思います。
中学受験と高校受験に迷った時の考え方
中学受験と高校受験どちらを選ぶか迷ったときは、第一に子供の意思を尊重して決めましょう。
受験をしてその学校に通うことになるのは保護者の方ではく、子供だということをしっかり理解しておきましょう。
もしも子供が意見を言いにくそうにしていたら、第三者を介して話し合いなどを進めていくのもいいと思います。
客観的な意見が聞けるのは子供も保護者も冷静に考えることができるのでおすすめです。
そして学校生活のイメージや将来どのようになりたいか、将来像をイメージしてみるのも一つの手です。
あくまでもイメージなので漠然としたものでいいので、想像量を膨らませ思い浮かべてそのイメージにあった自分が成長することできる学校や、生活が送れる学校を決めていきましょう。
まとめ
中学受験や高校受験に限らずですが、やる気があれば意外になんでもできてしまいます。
勉強も同じなので、努力が実るまで工夫し頑張っていけばいつか花が咲きます。
どちらが頭が良いかなんて比べずに自分ができることを誠意一杯していきましょう!
中学受験か高校受験どちらかを決める際は、あらかじめ希望する学校に通っている方などに聞いておくと参考にできるので、できるなら情報を集めておきましょう。
学校によっては見学のイメージと実際に通ってみた後のギャップがあることも少なくないので、できるだけネットなどではなく十っ際に話してみたほうがいいでしょう。
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