中学受験で午前午後に同じ学校を受験!午後入試までの待ち時間の過ごし方

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中学受験

 

「中学受験で同じ学校を午前と午後の2回受けるが、待ち時間はどのように過ごせば良い?」

「午前午後入試の失敗エピソードや気をつけるべきポイントが知りたい」

中学受験の定番となった午後入試での注意点などがあれば知りたいですね。

そこで午前入試終了から午後入試開始までの待ち時間の過ごし方や、おすすめの持ち物や先輩ママに聞いた午前午後入試の失敗エピソードもあわせて紹介しています。

午前入試から午後入試までの待ち時間の過ごし方がイメージできていない方は、ぜひ最後までお読みいただいて参考になさってください。

 

中学受験で午前午後に同じ学校を受験!午後入試までの待ち時間の過ごし方

 

午後入試とは、高校受験や大学受験では見られない中学受験ならではのシステムです。

午後入試導入当初は、受験するこどもの負担が大きすぎると批判もあったようですが、今では多くの中学受験生が午後入試を含めて併願校を決めています。

ここでは、中学受験で午前と午後で同じ学校を受験する場合の午後入試までの過ごし方について解説していきます。

 

受験生の過ごし方

午前入試が終わった後、そのまま同じ学校で午後入試を受けるこどもたちは一旦別室へ移動します。別室では軽食を取ったりできます。

一般的に、午前入試は12時前後に終了し、午後入試は15時前後に始まります。

午後入試までの2〜3時間の過ごし方が充実していると、午後入試がスムーズに受けられるようになります。

事前によくシミュレーションしておきましょう。

午前入試と午後入試の間の過ごし方の一例を紹介します。

 

軽食を取る

軽食は学校で用意してくれるところもあるようです。事前に確認しておきましょう。

 

仮眠を取る

机の上で突っ伏したり、目を閉じるだけでも脳が休まります。

緊張であまり眠れなかったり、朝早起きをして眠くなった場合は、15分ほど仮眠を取るのもおすすめです。

 

簡単な基礎問題を繰り返し行う

暗記モノや漢字の書き取りなど、パッと答えられるような問題を見直してみましょう。

ここで難しい問題に手をつける必要はありません。

午前入試と午後入試は同じ学校であれば、問題の傾向が似ていることもあります。

午前入試であまり解けなかった部分を中心におさらいしておくのも良いでしょう。

 

気分転換のために外でランチしてくる

午前入試からそのまま午後入試を受けるこどもは別室で待機していることが多いですが、外出できないわけではありません。

同じところにずっといるのが苦手なこどもは少なくありません。

学校側に事前に確認が必要かもしれませんが、気分転換のために外でランチをしたり散歩するのも良い過ごし方と言えます。

 

受験本番で実力を出し切れるこどもはほんのわずかです。

特に「2月1日午前入試」のような最初に受ける学校に関しては、緊張から本来の力が発揮できない場合があります。

しかし、午後入試が始まる頃には学校の雰囲気にもなれてくるでしょう。

そうなれば、午前中は違う学校を受けてきた子や午後入試からスタートする子より有利になります。

午前入試に失敗したと落ち込まず、午前中も同じ学校を受験していた強みを生かして、気持ちをしっかり切り替える時間としてください。

 

保護者の過ごし方

保護者のために控室を用意している学校が多いです。しかし、午前入試開始から午後入試終わりまでは長いです。

例えば神奈川県にある清泉女学院中学校では、2月1日の午前入試(国算理社)が8:45〜12:40、午後入試(国算)は2つの時間を選択できるようになっています。

早い時間だと14:30〜16:25、遅い時間は16:10〜18:05です。

同じ学校の受験であれば早い時間である前者を選択すると思いますが、それでも8:45〜16:25まで約8時間かかります。

ずっと控室で待っているのは大変ですね。

午前入試が終わった後こどもとお昼を食べに行くなどの予定がなければ、一度帰宅したり、近場で買い物をしたり用事を済ませる時間にあてても良いでしょう。

 

 

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中学受験で午後入試までの待ち時間を有効的に過ごすための持ち物はコレ

 

午前入試が終わってから午後入試までの待ち時間は意外と長いものです。

特に同じ学校を受験する場合や、移動距離の短い学校同士を受ける場合は2時間以上の時間があくことがあります。

そんな長い待ち時間を有効的に過ごすための持ち物を紹介します。

 

受験生のあると便利な持ち物

ひざかけ、ホッカイロ

待ち時間をどこで過ごすにしても、受験シーズン真っ只中の1月〜2月は寒いです。防寒グッズは必ず持っていきましょう。

逆に暖房の真下などで暑いというケースも考えられます。

衣服は脱ぎ着しやすいものを選んでおくと安心です。

 

見直し用のテキストやノート

さっと取り出せて大事な要点をすぐ確認できるようなテキストやノートは、隙間時間を有効に使えるのでおすすめです。

午前入試でできなかった単元を見直しておくなど、簡単にできることで十分です。

 

アメ玉やチョコレートなどのお菓子

脳の栄養と言われているブドウ糖を補給できるように、小さなお菓子を持っていくと良いでしょう。

ラムネなどもおすすめです。

乾燥している場合はのど飴などもあると安心です。

 

保護者のあると便利な持ち物

保護者は、こどもが試験を受けている間、かなりの時間を拘束されることになります。

防寒・暖房対策をしっかりして、脱ぎ着しやすい格好で行きましょう。

こども同様膝掛けなどを用意しておくと良いです。

待ち時間が長い保護者向けに、時間がつぶせるアイテムを紹介します。

 

本や雑誌、タブレットなど

本や雑誌などは待ち時間を有効に使えるおすすめアイテムです。

雑誌は大きくかさばるものが多いですが、文庫本であれば小さく軽いので2〜3冊持っていくこともできます。

 

ヘッドホン

本や雑誌、タブレットなどは時間つぶしになりますが、疲れやすいデメリットがあります。

暖房で乾燥して目が痛くなることも考えられます。

そんな時にはヘッドホンで音楽やラジオを聴くのもおすすめです。

本の朗読サービスなどを利用するのも良いでしょう。

 

耳栓

控室では知り合い同士で話していることもあるかと思います。

模試の成績や聞きたくない情報が入ってきてしまう可能性もあります。

話の内容まで聞こえなくてもヒソヒソ声は、意外と気になるものです。

気持ちを落ち着かせるためにも耳栓はあると便利です。

 

 

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先輩ママから学ぶ午前午後入試の失敗エピソード

 

午前午後入試は受験機会が増えることで、多くの学校を併願することができます。

同じ学校を午前と午後の2回受ける場合には、受験料が安くなったり合否の判断時に優遇されることがあります。

しかしながら、午前午後入試には様々な失敗がつきものです。

ここでは先輩ママから学ぶ午前午後入試の失敗エピソードを紹介します。

 

移動に思ったより時間がかかり、午後入試は受付ギリギリで到着した

余裕があると思っていてもどんなトラブルに見舞われるかわかりません。

午前の試験は終わっているはずなのにこどもがなかなか出てこない、駅までの道が受験生でごった返していて速く歩けない、天候不良で電車が来ないなど。

交通機関の遅れの場合、遅刻しても試験は受けられますが、気持ち的には万全とは言えなくなってしまいます。

 

思ったより疲労がたまる

人から午前午後入試は疲れるとは聞いていたものの、実際の疲労感は深刻なものだった、という失敗談も。

慣れない場所で試験を受けるというのは、体力的にも精神的にも消耗します。

移動時間は親子ともにほぼ寝ていたという方もいらっしゃるようです。

 

スケジュール管理が大変

午前と午後というように1日2回の試験が受けられるようになり、当日のスケジュール管理が大変だったという意見もありました。

試験開始時刻や受験科目、受験時の注意点などは学校により変わります。

加えて合格発表の時刻や入学金の振込期限など、多くの締め切りが重なるので、注意が必要です。

 

 

まとめ

午前午後入試は中学入試において定番の受験スタイルとして定着しています。

以前なら3〜5校程度しか受けられなかったのが、午前午後入試をフルに活用すると、7〜10校の受験が可能になったのです。

たくさん受けられて合格の可能性が増えるように感じますが、実際には倍率があがり、偏差値があがり、狭き門となった学校が多くあります。

午前午後受験の場合は同じ学校を受ける、移動距離が短くなるように考慮するなど、疲れを次の日に残さないようなスケジュール管理が大切です。

 

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